注文住宅にエレベーターをつくるメリットとデメリット
2024/06/13
こんにちは。和歌山市の地域を中心に1棟1棟品質にこだわり、お客様の理想の注文住宅を実現できるように尽力している、家づくり工房HB.Nです。注文住宅について考える際、家族の介護や将来のためにエレベーターを検討する方も多くなってきています。様々なシーンで役に立つエレベーターですが、設置にはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
目次
エレベーターを設置するメリット
・上下の移動が楽になる
日常生活での移動が楽になるのはもちろんですが、介護で使用したりケガや妊娠中などで動きにくい時でも、階段を使わなくても済むため上下の移動を楽に行うことができます。
・荷物も楽に運べる
重い荷物を運ぶのは大変ですよね。エレベーターがあれば、布団を上の階まで運べたりキッチンが2階や3階にある場合でも食材を楽に運ぶことができます。
・二世帯で住む際、親世帯を上の階にできる
二世帯住宅を考える際は、階段の負担が少ない1階に親世帯に住んでもらうことがほとんどです。しかしエレベーターを設置した場合は、階段の負担を考えずに済むため、上の階でも快適に暮らすことができます。
・老後も安心
2階や3階を生活スペースにしていた場合、老後は1階に移さなくてはならなくなる可能性があります。しかしエレベーターがあれば将来足腰が弱くなってしまっても、安心して暮らすことができます。
・ペットの移動にも使える
大型犬が歳をとってしまい抱えないと移動が難しい場合や動物の種類によっては階段を使うと良くない場合がありますが、エレベーターを使用することでペットも快適に安心して生活することができます。
無くても困りはしませんが、あると生活がより快適になるものがエレベーターです。現在も将来も家族全員が安心して暮らせる注文住宅にしたい際は、エレベーターの設置を検討してみましょう。
エレベーターを設置するデメリット
・設置スペースが必要
エレベーターを設置するためには、広さの確保と縦につながった空間が必要です。広さは0.5畳~1畳ほどのスペースを確保しておきましょう。
・設置費用や維持費などコストがかかる
本体価格はもちろん設置するためには補強材などが必要となってくるため、コストがかかってしまいます。また、電気代やメンテナンス費用なども掛かってくるため、注文住宅が完成した後も費用がかかります。
・定期的な点検やメンテナンスが必要
家族で安心して使用するためには、定期的な点検とメンテナンスが必要となります。種類やメーカー、使用頻度によって異なりますが、年1回の点検が必要となってきます。
・音がうるさい場合がある
寝室の近くに設置するなど、静かな場所に設置すると稼働音がうるさく感じてしまう場合があります。そのため、設置する際は場所を考えましょう。
・停電時の対策も必要
電気や天災などで動かなくなった時のために、対策をしておくことが重要です。エレベーターの中には、停電時でもバッテリーで動くものがあるため選ぶ際は気にしてみましょう。
メリットも多いですが、その分デメリットも多くあります。優先順位や間取りとのバランス、予算内に収まるかなど様々なことを考えながら設置するか選びましょう。また、必要になったら後付けすることも可能なため、吹き抜けをつくっておいたりスペースを確保しておくのも良いでしょう。
まとめ
エレベーターを設置すると、暮らしやすい住まいにすることができます。設置にコストがかかったりメンテナンスに手間がかかったりなどデメリットもありますが、家族が長く暮らせる住まいにするためにエレベーターを検討してみるのもオススメです。設置する際は、動線を考えたりライフスタイルに合わせて種類や場所を決めると、後悔することが少なくなります。今だけではなく、将来のことも考えながら自分たちに必要かを考えてみましょう。
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