耐震性能
大きな地震に耐えるための家づくり
『耐震性能』とは住宅が大きな地震に対してどれほど耐える事が出来るのかを示し、注文住宅を始めとした家づくりを考えた時に必ず考えなければならない性能のうちの一つです。耐震性能を表す「耐震等級」には1~3までランクがあり、数字が大きいほど高い耐震性能を持っています。「耐震等級1」から「耐震等級3」まで、それぞれ地震に対してどれほどの強度を持っているのか解説します。耐震等級について正しく理解しぜひ地震に強い良い家を作りましょう。
耐風性能
台風等の強風に耐える家
耐風性能は風の圧力に対して建物がどれだけ強いかを表します。耐震性能と同じように家づくりには欠かせない性能の1つです。耐風性能には耐震性能と同じくその性能ごとに等級が定められており、耐風等級には1と2の2つの等級があります。耐震性能を上げた結果耐風性能も多少上がるものではありますが、それでも耐震性能だけでは安心して長く住める家にはなりません。耐風等級について解説しますので、耐風等級について知る事で注文住宅を建てる際にどれくらいの耐風性能を持っていれば良いのか参考にして頂ければ幸いです。
断熱性能
住みやすく快適な室内環境に
注文住宅で理想の家づくりを行う際に『耐震性能』や『耐風性能』の次に考えたいのが『断熱性能』ではないでしょうか?断熱性能は高ければ高いほど室内温度が一定に保たれやすく過ごしやすい住宅になります。年々夏の暑さが厳しくなってきておりエアコンを稼働させなければ室内でも危険な温度になるようになってきました。断熱性能が高ければ夏場や冬場の室内温度も寒暖差が少なくなり、電気代の節約にもつながります。快適に過ごすためには欠かせない断熱性能について知りましょう。
断熱性能は「Ua値」という値を用いて示される
断熱性能についてお話する前に「Ua値」についてご説明いたします。「Ua値」とは、その数値が小さければ小さいほど熱を通しにくいとされ、断熱性能が高いという事になります。その他、住宅全体が持つ熱がどれくらい逃げやすいのかを表すQ値も用いられていましたが、2013年に省エネ基準改正が行われてからはQ値に代わりUa値を使用するようになりました。ちなみにQ値もUa値と同じく小さいほど熱を逃がしにくいとされており、断熱性能が高いという事になります。また、地域ごとに必要となるUa値が異なっており、ここで紹介するUa値は地域6を基準としてお話します。
断熱等級6は「HEAT20 G2相当」
断熱等級6は平成28年に定められた省エネ基準より冷暖房等にかかるエネルギー消費量を30%ほど削減可能とされています。また、「HEAT20 G2」と同等の断熱性能を持ちます。HEAT 20とは住宅の専門家などで構成された「一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」が提唱している住宅の断熱に対する新しい設計基準です。G1~G3まであり、数字が大きいほど高い断熱性を持っているとされています。Ua値で言うと0.46以下であれば断熱等級6とされ、HEAT20 G2水準の断熱性能です。家づくり工房HB.Nの注文住宅はゼッチ(断熱等級5)を基本プランニング、リクシルSW工法によりHeat20g2(断熱等級6)にも対応しております。