注文住宅にピアノを置くスペースが欲しい!気を付ける事とは?
2024/04/05
こんにちは。和歌山県を中心に注文住宅を手掛けている工務店、家づくり工房HB.Nです。
注文住宅は自分の理想とする住まいを叶える事ができます。
例えば「映画を見るのが趣味だからホームシアターをつけたい」「本格的にダンスができるスペースが欲しい」等々、通常の建売や中古物件などでは中々叶える事のできない要望を注文住宅であれば叶える事ができます。
そして中には「ピアノを置きたい」「心おきなくピアノがひけるスペースが欲しい」といったご要望をお持ちになる方もいらっしゃいます。
本日は注文住宅にピアノを置きたい方、心置きなく演奏したいというお気持ちをお持ちの方に向けて注文住宅にピアノを置くためのスペースの取り方や設備についてお話させて頂きます。
■注文住宅にピアノを置くために気を付けたいこと
・どのピアノを置きたいのか考える
「ピアノを置きたい」と考える方であればピアノと一言で言っても種類がある事はご存じでしょう。ピアノには大きく分けて「グランドピアノ」「アップライトピアノ」「電子ピアノ」と種類があります。どのピアノを置きたいのかによって必要なスペースが変わってきますので、注文住宅を建てる際には設計の際にそのピアノの大きさや重さについて考慮する必要があります。例えばグランドピアノであれは奥行きが「150㎝~200㎝」となっており、設置する部屋によってはピアノだけで埋まってしまう可能性があります。また、電子ピアノ以外のピアノは本体とは別に「演奏するときに椅子に座るためのスペース」と「調律するためのスペース」が必要となりますので、注文住宅にピアノを設置するスペースを作りたい場合には気を付ける必要があります。
・温度や湿度
電子ピアノ以外のピアノは木材と金属から作られています。そのため急激な温度変化や湿度が高い場所に弱い楽器です。エアコンの風が直接当たるような場所や直射日光が当たるような場所に置いてしまわないように気を付ける必要があります。
・照明の位置
ピアノを弾くために楽譜を見る方は多いかと思いますが、楽譜を見るための照明の位置も気を付ける必要があります。例えば照明と楽譜の間に自分が入り込んでしまって邪魔になったり、うまく楽譜に照明が当たらなかったりして結局楽譜が見づらくなってしまう可能性があります。そのため注文住宅にピアノを設置する際にはコンセントも合わせて照明の位置をよく考える必要があります。
・重さ対策
ピアノは重たいものになると400kgにもなりかなりの重量があります。そのためピアノを設置する場所を決めた後には床の下地や支えを増やす等の工夫をすると床が沈んでしまう可能性を下げる事ができます。
・搬入の事を考える
ピアノはアップライトピアノでもそれなりに大きく、またグランドピアノであればなおさらです。開口部が小さくてピアノが室内に入れられないなんていうトラブルがおきてしまわないよう、あらかじめピアノを搬入するときのことを考えておきましょう。
・防音を考える
どの時間でも心置きなくピアノを弾きたい場合には防音についても考えなければ騒音トラブルになってしまう可能性があります。防音室を作るには基本的に100万以上の費用がかかるため中々導入は難しいかも知れませんが、気兼ねなくピアノを弾きたい場合には設置を考えてみましょう。
■まとめ
注文住宅にピアノを置きたい場合には置きたいピアノの種類や設置する場所についてよく考える必要があります。時間の制限無く心起きなくピアノを弾きたい場合には防音室の導入も考えてみる必要があります。
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