注文住宅で出来る魅力の一つ、造作とは?簡単解説いたします!
2024/03/25
こんにちは。和歌山市を中心に注文住宅の依頼を賜っている工務店、家づくり工房HB.Nです。
注文住宅は「自分たちの理想を詰めた唯一無二の住宅」です。
そして一から作れるからこそ、隅々までこだわって作る事ができます。
そのうちの一つ、「造作」について本日は簡単に解説させていただきます。
■注文住宅で頼める造作とは?
造作(ぞうさく)というのは、注文住宅を建てる中で棚や階段等を大工さんが作って構造に組み込み取り付ける事を指します。
なお、建物内部の部材や設備のことを指す場合もあります。
造作をする大工さんは造作大工と呼ばれ、内装の基礎を作ってくれます。
(基礎ができた後に内装仕上げ大工さんが壁紙やクロスなどを貼っていき仕上げてくれます)
■注文住宅の造作でできること
基本的には住宅を建てる現場にある材料・工具を使用して作れるものであればどのようなものでも大体作る事ができます。素材や形こだわった洗面台や壁に埋め込みの棚、キッチンカウンター、階段etc...
そのため「これは造作できる?」といった一見複雑そうなものでも相談してみると良いでしょう。ただし1から全てオーダーメイドで作ることになるため、仕様の決定から発注、製材、取り付けと流れがあります。時間がかかるものになるため、間取りを決めている段階で早めに担当者へ伝えるようにしましょう。
■造作のメリット
・理想通りの家具や設備を叶えられる
理想をぴったりと叶える家具や設備は探しても中々見つからないものです。しかし造作であれば思い描いた通りの家具や設備を思い描いた通りの場所に設置することができます。
・内装に統一感を出せる
内装に統一感を出せるのも造作の良いところです。床材や壁などこだわって作った内装であってもその内装にぴったりと合う家具や設備は探しづらく、また統一感も出しづらいです。しかし造作であれば床材と同じ素材で棚を作ったり、好きなタイルで洗面台を作ったりすることが可能で、内装に統一感を出す事ができます。
・スペースを有効活用できる
既存の家具では幅が大きかったりするような机も造作することですでに置いてある家具に合わせたり、壁の幅ぴったりに合わせたものを取り付ける事ができます。
■造作のデメリット
・コストがかかる
造作とはオーダーメイドで制作し設置するため既製品の家具や設備よりもコストがかかり、当然納品にも時間がかかります。短期間で注文から発送配達、取り付けまで行う事はできません。
・現物を見る事ができない
造作する家具や設備はオーダーメイドのため、家具屋さんやショールームで実際の出来上がりを先に見ておくことができません。
そのため出来上がってみたらイメージと違ったという場合もあります。
・撤去や移動することが気軽にできない
造作した家具や設備はもしイメージと違ったり模様替えをしようとしても簡単に移動させたり撤去したりすることができないため、注意が必要です。
■まとめ
造作とは、唯一無二の住宅となる注文住宅において内装を隅々までこだわる際に必須となるものです。造作することで内装の統一感や利便性を上げる事ができるため、理想の内装がある場合にはあらかじめ担当者に相談し、造作をするとよいでしょう。
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