注文住宅の全館空調にかかる費用相場は?そのメリットとデメリットも解説!
2024/03/22
こんにちは。大阪にある家づくり工房HB.Nです。
弊社は和歌山市を中心にお客様の理想を叶える注文住宅を建てている工務店です♪
注文住宅を建てる際、「全館空調にしたい」と考える方もいらっしゃるかと思います。
全館空調にすることで家のどこにいても温度が均一で快適に過ごす事ができるため設置に憧れる方も多くいらっしゃいます。
ではその全館空調、注文住宅に設置するには一体どれほどの費用がかかるのでしょうか?
■注文住宅に全館空調を付けるには100万~300万ほど
注文住宅に全館空調を付けるには大体100万~300万ほどの費用がかかります。
全館空調には冷暖房の他にも除湿や加湿、部屋ごとに温度を設定できる機能などがついているものがあります。
それらの種類によってかかる費用が異なり、安いものだと大体100万~、高いものだと300万ほどの費用がかかります。
■全館空調にかかる電気代
全館空調にかかる電気代は月に約8,000円ほどと言われています。
上記はあくまで目安で、寒冷地や全館空調システムのメーカー、また注文住宅の坪数などによっても変化します。
■メンテナンスにかかる費用
全館空調は一部が故障してしまった場合でも全体の空調が使えなくなってしまうため定期的なメンテナンスが必要です。そのメンテナンスにかかる費用としては年間1万~2万、フィルター交換で1,500円~5,000円程度です。
また、万が一故障した場合には修理費用が30万~50万ほどかかります。
上記も目安の価格ではありますが、万が一冬や夏に故障してしまうと住宅全体の空調がきかずとても快適には過ごせない気温になってしまいますので、もし故障した時でもすぐに修理できるよう日頃から積み立てておくことが大切です。
■全館空調のメリット
・室内の温度を一定に維持できる
全館空調を設置することで家全体の温度を一定にすることができます。家全体の温度が一定になることでヒートショック現象を抑える事ができ、安心して快適に過ごす事ができるようになります。
・綺麗な空気を維持できる
全館空調は24時間換気が標準仕様となっており、常に空気の循環が行われています。そのためカビや結露も発生しにくく綺麗な空気を維持して過ごす事ができます。
・部屋も外観もすっきりさせることができる
全館空調は天井や床材に取り付けるため、壁掛けエアコンのように壁に取り付ける事はありません(全館空調の形によっては壁に取り付けるものもあります)
そのため部屋全体がすっきりします。
また種類によるものの全館空調は室外機1台のみで済みますので外観もすっきりさせることができます。
■全館空調のデメリット
・設置費用がかかる
全館空調を導入するには設置費用がかかります。部屋数の多さやメーカーによっては300万を超える事もあります。
・定期的にメンテナンスを行う必要がある
全館空調はフィルターの交換や清掃等、定期的にメンテナンスを行う必要があります。定期的なメンテナンスを怠ってしまうと故障の際に一部交換で良かったものが全交換が必要になってしまうケースもあります。
・一つ故障すると空調全て使用できなくなる可能性がある
全館空調は一か所故障してしまうと全ての空調設備が止まってしまうデメリットがあります。そのため故障した際にはすぐに修理する必要があり、突然の出費につながります。
・部屋ごとに温度の調節ができない
できるものも中にはありますが、個別にエアコンをつけて個別に温度を調節するよりも少しの調節しかできません。気温というのは人によって感じ方が異なりますので人によって快適な気温を保つことが難しい場合があります。
■まとめ
注文住宅に全館空調を付けるには約100万~300万ほどの費用がかかります。
また電気代や定期的なメンテナンス、故障に対する修理費にも多くの費用がかかるものです。
しかしメリットも多いため、かかる費用に対して納得できるのであれば設置を検討してみても良いかも知れません。
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